金江波さん:経済繁栄の裏にある「空白」感をアートに

金江波さん:経済繁栄の裏にある「空白」感をアートに
経済や経済と関連すること」に最大の関心があるという金江波さん。10月の中旬から11月初頭にかけてCBD地区にある墻美術館で行われた「BOOMING?繁栄?」展は、まさに金融危機を予知して準備されたかのような展覧会だった。<br><br>【関連写真】<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&amp;d=1127&amp;f=column_1127_005.shtml&amp;pt=large">何でも起こりうる中国だからこその現代アート=沈少民</a>(2008/11/27)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&amp;d=1118&amp;f=column_1118_009.shtml&amp;pt=large">中国の現代アート、欧米に太刀打ちできなければ=王慶松</a>(2008/11/18)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&amp;d=1117&amp;f=column_1117_005.shtml&amp;pt=large">民工から世界に羽ばたく=中国現代アーティスト王慶松氏</a>(2008/11/17)"(サーチナ&CNSPHOTO)
 「経済や経済と関連すること」に最大の関心があるという金江波さん。10月の中旬から11月初頭にかけてCBD地区にある墻美術館で行われた「BOOMING?繁栄?」展は、まさに金融危機を予知して準備されたかのような展覧会だった。「現在、とても繁栄しているように見えるマーケットでも、その裏には長年のバブルがあり、また現在の不動産市場の情況や金融危機が内包されている」と金さん。巨大な作品が荒涼とした「空白」感とともに併せ持つのは不思議な明るさ。その源を、インタビューを通じて探ってみた。

林静=文text・LINJING 張全=写真photo・ZHANGQUAN 作品写真は全て作家提供

――作品が取り上げている現象とは?

金 作品「経済大撤退」は、今年の3月に広東省の東莞で撮影しました。なぜなら、昨年の後半と今年の前半、東莞では多くの外資企業が中国から撤退したからです。

 これらの外資企業は当初、一種のポストコロニアル的経済システムの需要に駆られて中国を訪れ、彼らの新資本主義が必要とするものを実現させようとしました。中国を全世界における1つの製造基地とし、その廉価な労働力と安い資源に頼って、生産・製造を行ったのです。

 ポストコロニアリズムとは、グローバル化のスローガンの下で、その要求に応えるべく、改めて資源を配置するものです。以前の植民地政策のように、直接財産を略奪するものではありませんが、その擬制資本が現地の資源を略奪します。

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