望遠顕微鏡で見た東京市場の今週、来週=北浜流一郎

 09年相場の本格始動は12日の成人式を含む3連休明けから。こんな見方から13日の寄りつきから浮上に転じて欲しいところでしたが、日経平均株は無情な動き。寄りつき8732円から下げること下げること、15日には下値サポートラインと見られていた8000円の大台も割り込み、7997円まで下げてしまいました。

 最大要因は為替が円高に転じたことが上げられます。昨年末から年初にかけてイスラエルのパレスチナガザ地区への爆撃と侵攻により有事のドル買い現象が起き、ドル高円安となったのですが、先週7日からは方向転換、次第にドル安円高へと戻ってしまいました。それとともに、それまで騰勢を強めていたトヨタ やホンダ などの自動車主力株をはじめ、ソニー 、東芝 、シャープ 株も売り込まれてしまいました。
 
 年初から7日にかけて人気化、大量買いが入ったシャープ株さえ一挙に値を崩してしまいました。10年3月の量産開始を目標としていた大阪府堺市での太陽電池製造工場の稼働を前倒しで実施するとの見方から買われたのですが、たちまち失速でした。今年の主要テーマは環境関連株。その柱に育ちそうだった銘柄が反落してしまったため、他の環境関連株も揃って値を消し、市場は柱を失った形になりました。

 一時1バレルが50ドルに乗せるところまで急騰した原油先物価格が急落したことも響きました。イスラエルとパレスチナ、ロシアとウクライナの対立など、いわゆる地政学リスクの発生が原油先物価格を急騰させたのですが、今週の値動きを見る限り一過性の上昇に終わったようで、関連株である三菱商事、日本郵船、さらには非鉄大手の住友金属鉱山、コマツ株なども期待外れの動きに終わってしまいました。

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