【中国の検索ワード】CCTVもGoogle叩き、ユーザーから非難

 中国中央テレビ(CCTV)が18日夜放送したニュース番組「新聞聯播」「焦点訪談」などで、ポルノなどの有害情報を垂れ流していると大手検索サイトのGoogle(谷歌)を指弾した事がネット上で問題となっている。百度(Baidu)と渦中のGoogleいずれの急上昇ワードランキングに「谷歌中国」が登場した。

 CCTVが放送した一連の報道では、記者がGoogleの検索窓に「性」の文字を入力すると、検索補助ウィンドウが開き「性開放図」「性電影(=映画)」などさまざまなピンク(中国では黄色)系用語がずらりと並ぶ模様や、「勉学のためにインターネット検索は欠かせないが、Googleでは見たくもない卑猥な情報がたくさんあるので非常に困る」という大学生のインタビューを紹介し、Googleを非難している。

 この動きは、18日に「インターネット違法・不良情報告発センター」がGoogleに対して譴責声明を発表した事を受けてのもので、さらには7月1日に実施予定のフィルタリングソフト義務化を睨んだ行動と思われる。同センターによるGoogleへの譴責は今年の1月、4月に続いて3度目。これに対しGoogle側は「ネット上の低俗情報(児童に有害な情報など)への監視は常に行ってきたが、今後さらに強化し、中国国内の法律を遵守するよう努める」とのコメントを同日発表した。

 中国政府がテレビを通じてGoogleに圧力をかけたと言える一連の報道に対して、ネット上ではCCTVを非難する意見や、Googleを擁護する意見、政府と中国発の検索サイトである百度の陰謀とする意見など、批判的な意見が噴出している。「また河蟹(政府のスローガン『和諧』を皮肉った同音語)か」「あの大学生はヤラセだろう」「何かにつけて低俗低俗」「もうGoogleしか使わない!」「ネット上の低俗ばかり目の敵にするが、まず現実社会の低俗施設を一掃すべきだろう」などといったコメントが、ネットの掲示板で見られる。(編集担当:柳川俊之)

【関連記事・情報】
グーグル、「低俗な情報を提供」と非難される-中国(2009/06/19)
【中国の検索ワード】世界遺産「歌う大仏」に賛否両論(2009/06/19)
【中国の検索ワード】洋口港~江蘇省LNG基地建設現場で崩落事故(2009/06/18)
【中国の検索ワード】性接待拒み刺殺の女性に過剰防衛判決(2009/06/17)
【中国の検索ワード】台湾で「合法性売春街」設置検討、賛成反対両派がデモ(2009/06/16)

あわせて読みたい

サーチナの記事をもっと見る 2009年6月20日の中国記事

トピックス

> 今日の主要ニュース > 国内の主要ニュース > 海外の主要ニュース > 芸能の主要ニュース > スポーツの主要ニュース > トレンドの主要ニュース > おもしろの主要ニュース > コラムの主要ニュース > インタビューの主要ニュース

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。