ダイバーシティ・マネジメント入門~3つのポイント

成功するビジネスコミュニケーション(39)

■マネージャーに求められるもの

 日本国内で社員、とりわけ部下をもつマネージャーの仕事上の負荷の高まりは以前から指摘されています。

 これはバブル後の新卒採用抑制が続いたことにより、入社後も長期間後輩や部下を持つ機会がなく、後輩などに対してOJTを通じて教える能力をはじめとしたマネジメントスキルなどを高める機会がなかったことと、マネージャーという立場になっても少人数がゆえに、単にメンバーの管理をするだけでなくプレイング・マネージャーとして実際にオペレーションに従事することが求められることなどが理由として言われています。

 一緒に働くメンバーもかつてのように「男子・総合職・正社員」という単一な属性・形態だけではなく、女性、障害者、定年退職後のシニアの再雇用、グローバル採用による外国人社員や契約社員、派遣社員など多様な属性・形態が出てきました。

 現在のマネージャーはこれら多様なメンバーとチームを組み、業務遂行のために人材を「束ねる」能力をもつ必要に迫られてきたのですが、これは上の世代も経験したことのないものなので、現在のマネージャーは自らが試行錯誤をしながら身につけなければならないところに大変さがあります。

 上記は日本国内の例ですが、中国はじめ海外の現地法人でも多様な背景・属性・形態の人材で共同の目的遂行を目指すという意味では、マネージャーの負荷は国内と同等、場合によってはそれ以上になるかもしれません。

あわせて読みたい

サーチナの記事をもっと見る 2009年7月21日の中国記事

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。