モンゴルの極右勢力が過激な「反中」運動を展開―中国紙

 環境時報は21日、米国メディアなどを引用し、モンゴル国の極右勢力が極端な反中国・反中国人運動を展開していると伝えた。

 極右勢力は「中国人の男と寝た」との理由で、複数のモンゴル人女性の頭髪を丸刈りにしたとされる。中国と関係が深かったモンゴル人を殺害した疑いが持たれる事件もあるという。

 思想的にはネオ・ナチズムとみられ、モンゴル首都のウランバートル市内にはハーケン・クロイツ(かぎ十字)のマークとともに「中国人を射殺せよ」とする落書きも多くみられる。

 代表的な極右団体としては「フフ・モンゴル(青きモンゴル)」などがあり、構成員は数千人とされる。人口300万人のモンゴルでは相当な人数だが、環球時報は「世論な大きな支持は得ておらず、若者らが外の世界を知るようになったことで、勢力が急拡大する気配はない」との見方を示した。

 モンゴル人にとって「青(蒼)」は「太古のけがれなき時代」をあらわすシンボルカラー。

**********

◆解説◆

 清朝を樹立した満族(マンジ)は、明朝末期に生まれたリーダーであるヌルハチの時代から、モンゴルの東部部族を取り込み、勢力の一部とした。ヌルハチの後を継いだホンタイジは1631年にモンゴルの主要部族だったチャハル部との戦いに勝利し、元朝から伝えられたとされる玉璽(ぎょくじ)を譲り受けた。このことにより、清朝皇帝はモンゴル諸部族に君臨する「大ハーン」の称号を名乗ることになった。

あわせて読みたい

サーチナの記事をもっと見る 2009年7月21日の中国記事

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。