「職業欄に“主婦”という項目がある日本は、なんて素晴らしいんでしょう! 仕事を持たず、家で家事をしていても見下されたりしない。主婦を尊重する日本文化が大好き」だというelle。「台湾の夫婦はほとんどが共働きで、子どもは保育園か母方の両親に預けることが多い。台湾の友人たちは仕事を辞めて育児をしたいと言っているが、夫の親に反対されてばかり」と現状を説明した。
「台湾の友人によく聞かれるのは、“朝は何をしているの? 暇で退屈でしょう”ということ。日本と台湾の主婦生活は、本当に違うのよ!」と述べ、「日本の主婦はとても忙しい!」と訴えるelle。「夫の稼ぎで生活をしているからって、貴婦人のようなぜいたくはできない。夫も妻もそれぞれの役割を果たしているの」とつづっている。
「子どもがいる・いないで主婦は2つに分けられる。理解できないかもしれないけど、子どもがいない主婦の私も毎日忙しくしている。起きて朝食を作り、夫を送り出す。
「仕事をしている台湾の主婦は、家事の手抜きが許される」そうで、「夫も立場が同じなので家事を手伝ってくれるし、両親も協力してくれる」という。そして、台湾の独身時代はワーカーホリックだったというelleは、日本の主婦生活を時々つまらなく感じ、台湾を恋しく思うことも。
コメント欄には「否定する訳ではないけれど、日本の高収入の女性(例えば女医や弁護士)は、出産しても仕事を辞めないと聞いた。子どもの成長を見守るのも大切だけど、一家の経済を支えていくのも重要なこと」、「私も日本人の嫁で、日本に来てから主婦の苦労を知った。毎日献立を考えるのは大変。夫が好きな料理を、と思うと頭がパンクしそう。台湾では料理を作らず、外で買ったり食べたりしていた。夫の稼ぎではへそくりは当分できそうにないので、懐もさびしい」、「台湾の主婦だって偉い! 仕事をしながら家事も頑張っている。それが当然のように思われているんだから、すごく疲れるわ」など、主婦たちの声が集まっている。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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