中国大手家電「長虹」に粉飾決算の疑惑―当局が告発文を受理

       
 四川省綿陽市に本社を置く、大手家電メーカー四川長虹電器-上海上場(600839)に粉飾決算の疑惑が浮上した。元職員で内部事情をよく知ると主張する范徳均氏が四川省当局などに告発文を提出。当局は2月20日までに受理した。新浪科技などが報じた。

 范氏は元四川長虹電器の職員で、1998-99年には同社の湖南省販売部門責任者を務めた。四川長虹電器の告発を始めたのは1998年。ところが、2000年には77万元を横領したなどとして訴えられ、同年内に有罪判決が確定。2005年まで服役した。

 范氏によると、冤罪(えんざい)である証拠は十分にあるが、地元企業を保護する地方の裁判では、「よくあること」という。

 范氏は、1990年代末に、四川長虹電器がさまざまな方法で売り上げを水増ししたと主張。告発文には、値引きした製品を正規価格で出荷したことにするなど、具体的な時期、製品名、該当地域なども記載されている。売り上げの水増しは約50億元とされる。

 専門家は、事実とすれば、同社が1999年に株式分割の資格を得たことに関係しているのだろうと分析。業績を実際よりよく見せようとした可能性があるという。

 中国政府で、証券市場を監督する中国証券監督管理委員会(証監会)の関係者は同件について、「すでに時間が経過しているということは、最も大切は要素ではない。悪質な行為で市場に危害を与えたならば、その程度に応じて責任を追及する」と述べた。(編集担当:如月隼人)

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