“亡霊都市”建設で当局が釈明・反論―内モンゴル・オルドス

 内モンゴル自治区オルドス市が建設した、総面積32平方キロメートルの高級住宅地「康巴什新区」に、入居者がほとんどいないと批判されていることについて、同区管理委員会の楊満喜副主任が反論した。チャイナネットが報じた。

 「康巴什新区」は人口100万人の居住地として計画されたが、最近の統計でも入居者は2万8600人。「鬼城(亡霊都市)」、「空城の計」、「清掃作業員の方が多い」、「人通りはまったくなく、まるで人類滅亡のSF映画」、「住宅バブルのシンボル」などと批判されている。

 楊副主任は、怒りを秘めた表情で「鬼城」との言い方に反論。「旧市街の東勝区では、70万人が部屋探しに困っていた。オルドス市民は裕福になり、部屋を持てるようになった」と説明。「現在の入居率は低いが、過渡期における正常な現象。1、2年後を見てほしい。状況は必ず変化している」と述べた。

 強気の根拠は、カシミヤや石炭産業でうるおい、市民1人当たりのGDPが2007年末に、北京や上海を上回ったことだ。「康巴什新区」の住宅新築物件も、販売で成約が相次いでおり、1平方メートル当たり価格は6000元(13日為替レートで約8万2000円)と、中国沿海部の大都市とほぼ同じ水準に達したという。

 ただし、不動産業者によると、6000元前後の価格で売れていることは事実だが、入居する人は少ない。バス路線の不備や、「新区」にはタクシーが極端に少ないことなどで、「まだ、住むには不便すぎる」と考える人が多い可能性がある。オルドス市は乾燥地帯にあり、「新区」の出現で、水道として利用している地下水が欠乏するとの指摘もある。「不人気」の根本的な理由は、建物だけを作り、総合的なインフラ整備の配慮が希薄だったからとの主張がある。...続きを読む

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