万博の「高級」日本料亭に予約殺到、「手本にすべき」-日本華字紙

 日本の華字紙「日本新華僑報」は24日、「3000元(約4万円)という非常に高価な料理を提供する上海万博・日本館内の高級料亭は、中国の未来における飲食産業の手本となるかもしれない」とする記事を掲載した。中国新聞網が伝えた。

 上海万博の日本産業館1階で営業する高級料亭「紫 MURASAKI」はキッコーマンの監修のもと、京都の老舗料亭「菊乃井」、「たん熊北店」、「魚三楼」が共同で営業する超高級料亭だ。

 経済発展の著しい上海といえども、中国の人びとが気軽に手を出せる価格設定ではなく、万博の開幕前には「閑古鳥が鳴くのでは」と疑問が寄せられることもあった。しかし、実際に開幕してみると、「紫 MURASAKI」には予約が殺到、5月時点ですでに6月分の予約が埋まるほどの人気を集めている。

 「紫 MURASAKI」で使われている原材料はほとんどが中国産のもので、価格的には比較的安価で手に入るものばかりだ。これに対し、記事では、「中国ではいくら高級と言えども、1人3000元もするレストランはそれほどないだろう。それでも人びとが『紫 MURASAKI』に殺到する理由は一体何だろう?」と疑問を綴った。

 続けて記事では、日本料理の特徴について「健康的な食べ方と素材が持つ味を追求する日本料理は、鑑賞性にも富む」と詳しく紹介。日本料理は料理人と客が料理を通じて心を通わせるとし、料理を提供する側の客に対するサービスには一貫して尊敬や思いやり、慈(いつく)しみが込められていると紹介した。

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