「天安」沈没で中国が孤立? 専門家が示す米国への「疑心暗鬼」

 韓国海軍の哨戒艦「天安(チョナン)」号の沈没事件以降、朝鮮半島では韓国と北朝鮮の南北間に緊張が走っている。一方、中国の一部の政治学者からは、韓国が北朝鮮につきつけた制裁の内容から「米国が中国を孤立させようとしているのでは?」との推測も出ており、「天安」沈没事件が、中国にまで思いがけない「緊張状態」を及ぼしている。環球網が伝えた。

 25日出版の中国の雑誌『環球時報』では、中国の政治学者が、「天安」号の沈没事件以降、韓国が北朝鮮に下した制裁の対象から、開城(ケソン)工業団地を外したことに言及し、「韓国は南北関係の象徴とする同事業を温存し、未来における関係改善に余地を残した」と伝えられた。しかし、両国が容易に軍事行動に出られない現況や、韓国側から出された制裁の内容を挙げ、「韓国側の対応は一見強硬そうに見えるが、国民感情に応え、国際社会の支持を得るためだけもの」と示し、韓国側の措置が、実質的な意味を持たない政治儀礼のようなものだと酷評した。

 このほか、「天安」号の沈没原因が北朝鮮による魚雷攻撃と断定した韓国側の発表を受け、米国が日米間3カ国の連携の緊密化を呼びかける態度を、「東アジア地域における米国の影響力を強調するもの」、「朝鮮半島の情勢悪化で“漁夫の利”を得るのは米国人」などと称し、日韓両国を米国の味方につけ、中国を孤立させようとする狙いがあるのでは、との「疑心暗鬼」ぶりを示した。

 中国では、「天安」号沈没事件の解決について、南北間の対話を優先すべき、との論調が多く、朝鮮半島の混乱を極力回避したい、との姿勢が見え隠れする。

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