「米中が宇宙大戦争、2050年に勃発」―ロシア人専門家

 ロシアのユーリー・バツーリン元飛行技師は1日、米国のワシントン市で「2101年前の国際宇宙飛行の新秩序」と題する講演を行った。バツーリン飛行技師によると、2050年には、宇宙を舞台にした米中大戦争が勃発(ぼっぱつ)するだろうという。環球時報などが報じた。

 バツーリン氏の予想によると、米中2カ国以外は、2020年までに宇宙開発競争から脱落する公算が大。月面活動では、米国がまず月面基地を建設し、わずかに遅れて中国が続く。米中両国は、宇宙に軍事ネットワークを構築。両国の対立は高まり、2050年には「宇宙大戦争」が勃発する。戦争は2年間続き、最終的には米国が勝利するだろうという。

 バツーリン氏は、宇宙開発における中国の強みは、国として一丸となり、猛烈に突き進むことと主張。米国の場合、たとえばオバマ大統領が2030年代までに宇宙飛行士を火星の軌道に送り込むとの目標を掲げたが、予算などで議会の承認を待たねばならず、さまざまな意見が噴出して、論争に時間を取られると指摘。

 ただし、「宇宙開発において、米国が世界一でなければならない」との目標ははっきりしており、中国に簡単に追い抜かれることは考えにくいという。ロシアについては、長期戦略を持たないと、宇宙開発における主導権を失うだろうという。

 環球網には、同記事に対して、否定的なコメントが多く寄せられた。官民の心が離れている国家に戦闘能力はないと主張したり、米国と宇宙の主導権を争うことについて、夢とだけ書いたコメントもある。バツーリン氏に対して、洗濯せっけんの食べすぎと罵倒(ばとう)する書き込みもある。(編集担当:如月隼人)

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