新疆の草原地帯でイナゴ被害が深刻化、現地当局が緊急対策

 新疆ウイグル自治区北部の草原地帯でイナゴの被害が深刻化しはじめた。現地当局は、緊急対策を急いでいる。中国新聞社が報じた。

 同自治区北部のボルタラ・モンゴル族自治州精河県政府によると、4月までは気温が低かった関係もあり、5月になってから県内各地の草原で、イナゴの卵が一斉ふ孵化(ふか)しはじめた。これまでに、放牧をしている草原約5300ヘクタールが被害を受け、うち2000ヘクタールは「極めて深刻な状態」という。

 同自治区イリ・カザフ自治州のウス(烏蘇)市でも、6月になり牧場として利用している草原約2万8700ヘクタールが被害を受け、うち約9300ヘクタールが深刻な状態。

 各地当局は、イナゴが極めて多く発生している場所では農薬の散布などを行い、比較的軽い被害が出ている地域では、牧畜民に対して鶏やアヒルなどの放し飼いや、野鳥の巣を作るなど、イナゴを食べる鳥類による「生物的手段」に力を入れるよう、呼びかけている。

 同自治区ではイナゴの被害が今後、800万ヘクタールにまで拡大する恐れがあるという。鼠による被害発生も、懸念されている。(編集担当:如月隼人)

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