教師は学生に「もらいたばこ」しないこと…中国政府

       
 中国政府・教育部は13日、「無煙学校の建設プロジェクト」に着手することを明らかにした。同プロジェクトに参加する大学では、教師が学生の前でたばこを吸うことを禁止する。学生に勧められた「たばこをもらう」ことや「渡す」ことも禁止する。中国国際放送が報じた。

 たばこを吸う際に、同席者にも1本渡して勧める行為は「敬煙」と呼ばれ、中国では「常識的マナー」とされてきた。相手がたばこを持っていても、自分から1本手渡して勧める礼儀だ。喫煙の習慣がないならば断っても問題ないが、「たばこを『よいもの』と考える発想が根底にある。自分は吸うことを断っても相手は吸うので、受動喫煙を増やす」との批判が高まっていた。

 教育部は◆大学内での学生の禁煙◆外来者を含め大学敷地内での禁煙◆教師による学生の喫煙防止◆教職員の禁煙の奨励――を進める考えを明らかにした。

 中国の喫煙人口は3億人以上。受動喫煙を強いられている人は5億4000万人で、うち1億8000万人が15歳以下。年間100万人が、喫煙が原因とみられる病気で死亡しているという。

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◆解説◆
 中国で、喫煙の規制が本格化したのは1990年ごろから。「最高実力者」とされたトウ小平が禁煙に取り組み、成功したからとの見方もある。

 問題視されつづけた「敬煙」については、多くのメディアが「日本を見習え」との論調を展開したこともある。「日本人は、健康に害があるたばこを、他人に勧めない。礼節を尊ぶ日本人は、たばこについても合理的な礼儀を編み出した」、「日本人の特徴はたばこを吸う際、同席者に必ず『吸ってもよいですか』とたずねることだ。相手が吸わなければ、自分も吸わない。それが本当の礼儀だ」など、いささか妙な形で日本が持ち上げられた。(編集担当:如月隼人)

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