「勉強できても想像力は世界最低」…想像力教育で現状打開目指す―中国

 詰め込み型、受験勉強重視の傾向が偏重し、一部の保護者や教師から不満の声があがっている中国の小中学生の教育問題。近頃70年以上前の教科書が脚光を浴びていることが伝えられたが、「計算は世界一、でも想像力は最低」という言葉もこのほど国内メディアを賑わした。中国網が伝えた。

 ある国際的な教育評価組織が2009年に発表した統計によると、中国の小中学生の想像力は調査を行った21カ国中最低、想像力は下から5番目だったという。また、この統計では、好奇心や想像力があると思っている小中学生は4.7%、想像力や創造力を伸ばしたいと思っている生徒は14.9%と低い水準であったことも明らかになった。この統計自体は昨年発表されたもので、発表当時も中国国内メディアは伝えていた。今回、『重慶市義務教育条例』の草案を作成する会議の中でこの統計が改めて紹介されたことで、再びスポットライトが当てられたようだ。

 作成会議の中ではさらに、20世紀の生活20大発明の中に中国人の名前が一つもないこと、アメリカの専門家からは「中国人の学習成績は傑出しているが、創造力は非常に乏しい」と評価されていることを指摘され、生徒の「創造力教育」を立法によって強化すべきとの見解が示された。

 記事ではさらに、子どもの想像力を延ばす4つの行為として「親子一緒に本を読み、子どもにいろいろ質問すること」「簡単な記号や図形を用いて、創造力を与える訓練をすること」「子どもに物の分解・修理をさせること」「頭を働かせるトレーニングを多くすること」を挙げるとともに、想像力を殺す行為として「たった1つの模範解答を教え込むこと」「子どもに何も手伝わせないこと」「ほかの子どもと違うのをとがめること」「早すぎる智能開発トレーニング」の4つを提起した。
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