旧正月の爆竹「ベランダではダメ!」規制強化に賛否両論―上海

       
 中国では、1年の幕開けとなる一大伝統行事の旧正月(春節、2011年は2月3日から)に向け、全国的に準備へのテンションが高まっている。しかし、上海市はこのほど、2011年の旧正月における爆竹の規制を強化し、ベランダや屋根の上などでの爆竹を禁止する規制を付け加えた。しかし、爆竹の規制強化については、賛否両論が上がっている。新民網などが伝えた。

 中国の旧正月には、邪気払いと幸福祈願の意味合いを込めて爆竹を鳴らす習慣がある。しかし近年では、騒音や爆竹の煙などによる大気汚染の問題などで、都市部を中心に「爆竹禁止令」が出ており、規制を守らない人と取り締まる側とで「いたちごっこ」が繰り返されているとも指摘されている。

 上海市政府弁公庁がこのほど発表した『2011年春節機関の花火爆竹安全管理強化に関する工作意見』では、同市内における花火や爆竹の禁止区域に、足場などが組まれている建物や、建設中の建物の周辺50メートル以内の場所、室内、屋根、ベランダなどの場所が禁止区域として新たに盛り込まれた。

 今回の規制強化は、同市内で死者58人を出した、今年11月の高層住宅の火災の影響を受けたとされ、市民への防災意識の向上を呼びかけるものとも見られている。

 しかし、旧正月における爆竹の禁止については、賛否両論があるという。新民網のアンケートによると、「爆竹規制」への賛成は50%に達しており、「安全問題だけではなく、騒音や大気汚染、爆竹を鳴らした後のゴミの処理問題など負担が重過ぎる」などとする意見が上がっている。一方、約45%は「新年なのに爆竹がないのは味気ない」として反対おり、「安全問題に配慮して行えばいいではないか」との声が根強いという。(編集担当:金田知子)

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