合成にせ豆腐:中国の省6割超で流通、包装は先進技術で識別困難

       
 江蘇省蘇州呉江市に本社を置く典発食品の法務部責任者は、同社製品の豆腐の粗悪な「偽豆腐」が、中国の省・民族自治区の6割以上で流通していたことを明らかにした。包装には偽物防止のために先進技術を使用したホログラム・タグなども使っており、同責任者も「(本物との)区別は私にも難しい」と述べた。現代快報が報じた。

 典発食品は2005年の創業で、ブランドとしての認知度と全国的なシェアを急速に伸ばした。しかし、08年ごろから偽商品の出現が相次ぎ、会社として警戒を強めたという。2010年8月には、湖南省・湖北省での売り上げげ急減したため調査したところ、にせの「合成豆腐」が出回っていることが分かった。。

 08年から現在まで河北・河南・新疆・広東・福建・山東・浙江・湖北・湖南など全国の省・民族自治区の6割以上で、同社のにせ商品が見つかったという。

 にせ商品関連で、特に問題視されているのが「合成豆腐」だ。大豆たんぱくや変性でんぷん、油、塩、合成調味料を練りあわせて蒸して作るもので、同社によると「価格が極めて安く、口に含むと不自然に硬い。泡も多い」などで分かるが、包装は本物と極めてよく似ている。偽物防止のホログラム・タグなども使っており、同社法務部の責任者も「(本物との)区別は私にも難しい」と述べた。

 中国では食の安全問題が深刻視されているが、「合成にせ豆腐」の材料は食品用として通常に使われているもので、ただちに健康被害に結びつく恐れはないとされている。(編集担当:如月隼人)

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2010年12月29日の中国記事

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