中国海軍最高幹部が人事異動、科学技術重視

 香港紙・大公報は9日、中国人民解放軍の海軍がこのほど人事異動を行い、兵器装備の研究開発業務の経験者と、海軍学校で教官職にあった幹部が多数昇格したと報じた。中国海軍が科学技術を重視していることの表れと言える。

 報道によれば今回の人事では、海軍本部及び各大艦隊、基地、学校に所属する中将、少将10人余りが異動になり、海軍参謀長、東海艦隊・南海艦隊司令員はいずれも交代となった。このうち、東海艦隊司令員から海軍参謀長に昇格した杜景臣中将は、ソマリア沖の海賊対策のため出航した初の艦隊の指揮をとった経験をもつ。

 今回の人事の大きな特徴は、昇格した将校の多くが、これまでに兵器装備の研究開発・生産業務に従事した経験があるか、海軍学校で教職を担当した経験があり、近代海軍建設について熟知しているという点だ。

 これは、中国海軍が高級指揮官及び科学技術分野の人材の育成と、最先端の武器装備の研究開発を重視していることを物語っている。最近は外国メディアが頻繁に、中国海軍が今年中に初の空母を保有し、原子力潜水艦の分野でも新たな進展があるとの見方を報じている。(編集担当:中岡秀雄)

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