消火器姿消し、空き箱は住民の「物入れ」に=中国のマンション

 記者は遼寧省瀋陽市内の高層マンションを訪ねた。廊下には消火器を収めているはずのボックスがある。しかし、中には住民の生活用品がぎっしりとつまっていた。消火器はなかった。中国新聞社が報じた。

 「消火器ボックス」にはバケツや水がめ、踏み台など雑多な用品がつまっていた。各階を調べたが、消火器が残っているボックスはなかった。それ以外にも、廊下や階段にさまざまな物が置かれている。火災などの場合、避難の妨げになることは、確実だ。

 住民のひとりに聞くと「物を積んでおくのが、習慣になっちゃったからね。別に火事でなくとも、普段でさえ通るのが大変なんだよ」と答えた。

 中国のマンションは、入居者が自分の考えで内装を行う場合が一般的だ。同市消防によると、内装の際に燃えやすい材料を使う場合もあり、危険度を高めているので、マンションの安全について、一斉検査を展開するという。(編集担当:如月隼人)

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