高速鉄道の安全に疑問、関係者「100年乗っても大丈夫」=中国

高速鉄道の安全に疑問、関係者「100年乗っても大丈夫」=中国
北京と上海を結ぶ京滬高速鉄路は6月末に営業運転を開始する。2008年4月の正式着工で、当初は「5年間の工期」と発表された。着工から開業まで3年に短縮されたとして、安全性に対する疑問の声も出はじめた。関係者は「100年間、走らせつづけても安全性は確保できる」などと説明をしている。(※写真は5月11日に始まった同路線における試験運行の様子)<br><br>【関連写真】<br>・<a href="http://photo.searchina.ne.jp/cnsphoto/view.cgi?p=top&d=0100270">「中国の鉄道高速化・高速鉄道」写真特集</a><br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0530&f=national_0530_124.shtml&pt=large">日本技術ベースの中国高速鉄道、海外展開「問題ない」66%</a>(2011/05/30)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0527&f=national_0527_071.shtml&pt=large">中国高速鉄道に日本の技術、中国人「知らなかった」半数以上</a>(2011/05/27)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0525&f=column_0525_012.shtml&pt=large">王曙光の中国産業論(1)安全重視-中国の高速鉄道戦略の転換点</a>(2011/05/25)<br>"(サーチナ&CNSPHOTO)
 北京と上海を結ぶ京滬高速鉄路は6月末に営業運転を開始する。2008年4月の正式着工で、当初は「5年間の工期」と発表された。着工から開業まで3年に短縮されたとして、安全性に対する疑問の声も出はじめた。関係者は「100年間、走らせつづけても安全性は確保できる」などと説明をしている。中国新聞社が報じた。
 北京鉄城建設監理有限公司の李克賢服総経理によると、安全性確保の重要な要件になるのが、線路の沈降を抑制することだ。そのため、京滬高速鉄路では「100年間における沈降が5ミリメートルであること」を基準とした。

 全線の8割は橋梁(きょうりょう)または高架であり、基礎杭を深さ54メートルにまで打ち込むなどで、沈降を防いだ。それ以外でも、地面をあらかじめ加圧して「先に沈降させてしまってから線路敷設」という技術も導入した。開業後の線路沈降を予防するという。

 もうひとつ、安全確保の障害になるのは路線内への侵入や落下物だ。京滬高速鉄路は人や家畜の侵入防止を想定して、全線を柵で「密封」した。落下物については、鉄道の上を道路が横切る立体交差などすべてに監視カメラや赤外線探知機を設置し、落下物があり次第、近づいている列車に緊急連絡するという。(編集担当:如月隼人)

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