エコカー補助金が復活へ、燃費基準さらに厳しく―中国

 エコカーの購入補助金政策がついに復活する見通しだ。早ければ201年第4四半期(10-12月)に発表され、年明け早々に実施されるとの見方が強まる一方で、エコカー認定基準の引き上げや補助金の減額が懸念される。4日付中国証券報が伝えた。

 全国乗用車市場情報聯席会の崔東樹副秘書長は、「エコカー補助金政策の再実施はほぼ決定している。発表は時間の問題だ」と明かす。しかし補助金の対象となる燃費基準が見直しの対象になっており、現在の100キロあたり6.9Lが6.3L以下に変更されるほか、1台あたりの補助金も3000元程度に引き下げられる。

 中国証券報の調べでは、エコカー補助金の対象車は現在335車種あるが、認定基準が6.3Lになれば約7割にあたる250車種が対象から外れてしまう。販売不振の続く自動車市場にさらなる打撃を与えるとの懸念も広がっているが、国泰君安証券のアナリスト張欣氏は「逆にセールスが伸びる可能性が高い」と楽観的な予測を示す。

 張氏は「エコカー補助金はメーカーに付与するものであり、消費者が金額の増減を気にする必要はない」と説明。対象外となった車種は、各社とも値下げして在庫処分を行うため、「今が買いどき」と判断する消費者が増えると予想する。

 また中国自動車流通協会の羅磊副秘書長も、同様の理由からセールス全体への影響は少ないと見ているが、当局に対し「自主ブランド車の発展に有利になるよう、メーカーの技術力を充分理解した上で政策内容を決めてほしい」と苦言を呈した。(編集担当:浅野和孝)

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