芸術の秋…安野光雅「ふしぎな世界」に遊ぶ1冊に注目

芸術の秋…安野光雅「ふしぎな世界」に遊ぶ1冊に注目
山川出版社から8月31日に発行されたムック『安野光雅』が手元にある。掲載されている作品点数も多く、安野光雅(あんの みつまさ)氏を知る多くの人がエッセイを寄せている。安野作品の「ふしぎな世界」に浸るのに、格好の1冊だ。「芸術の秋」ということもあり、「安野作品」ファンを中心に注目を集めている。<br>(サーチナ&CNSPHOTO)
 山川出版社から8月31日に発行されたムック『安野光雅』が手元にある。掲載されている作品点数も多く、安野光雅(あんの みつまさ)氏を知る多くの人がエッセイを寄せている。安野作品の「ふしぎな世界」に浸るのに、格好の1冊だ。「芸術の秋」ということもあり、「安野作品」ファンを中心に注目を集めている。

 幼い時、絵本作家としてのデビューとなった『ふしぎなえ』のとりこになった人も多いのではないか。西洋の昔話に登場しそうな小さな男らと、3次元的にはありえない「不可能図形」を組み合わせた。日本だけでなく、世界中で大きな評判になったという。

 もちろん、1926年生まれで今も現役として活躍しているのだから、作品数だけでなく、その幅も広い。歴史画や風景画など。また科学や数学への造詣を生かした作品も多く出版している。

 どの作品にも共通しているのが「静謐(せいひつ)さ」だ。見るものをじんわりとひきつける。やがて、自分がその絵の世界の中で息づいていることに気づくことになる。

 作品は「俗世間の不必要なやかましさ」から隔絶されている。しかし、ムック『安野光雅』に収録しているエッセイを読めば、安野光雅は「人間が大好きな人間」であることが、よく分る。安野の作品は、人と自然が織りなす現実世界を生き、その上で、目に見えるとはかぎらない真実のエッセンスを独特の気品とともに具象化したものに思えてならない。

 巻末近くの頁に掲載されていた安野光雅の最近の写真を見て、ちょっと驚いたことがある。20世紀後半に活躍したチェリビダッケという指揮者の80代後半の写真と雰囲気がよく似ていたからだ。

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