【中証視点】中国人民元の自由変動相場制へ移行は不可避

【中証視点】中国人民元の自由変動相場制へ移行は不可避
世界の金融市場が大きく変動する中、人民元相場は外部の圧力を受けながら上昇を続けている。中国証券報は、人民元相場は合理的な水準へと近づきつつあり、今後の上昇余地は大きくないと考える。<br><br>【関連写真】<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0728&f=business_0728_147.shtml&pt=large">世界最強の通貨「円」、中国経済にも悪影響</a>(2011/07/28)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0902&f=business_0902_105.shtml&pt=large">じわじわ減速する中国経済、マクロ政策大きなヤマ場</a>(2011/09/02)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0930&f=business_0930_120.shtml&pt=large">石炭需給ひっ迫ようやく改善も、危うい綱渡り続く</a>(2011/09/30)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0929&f=business_0929_120.shtml&pt=large">中国がスマートグリッドに本腰、整備に18兆円投入</a>(2011/09/29)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=1010&f=business_1010_016.shtml&pt=large">中国ゴールデン・ウィークに「金」購入盛り上がる</a>(2011/10/10)<br>"(サーチナ&CNSPHOTO)
 <中国証券報>世界の金融市場が大きく変動する中、人民元相場は外部の圧力を受けながら上昇を続けている。中国証券報は、人民元相場は合理的な水準へと近づきつつあり、今後の上昇余地は大きくないと考える。

◆改革以来30%の上昇

 中国は1994年1月1日、市場需給を基礎とする、単一的で管理下にある変動相場制を導入した。2005年7月21日に為替相場形成メカニズムの改革をさらに推進すると発表し、人民元の切り上げペースを速めた。05年7月の改革以後、人民元の対米ドル基準値は30.2%上昇、名目為替レートは13.5%、実効為替レートは23.1%ずつ上昇した。

 「為替の均衡はどこにあるのか、それは神のみぞ知る」。為替の均衡にいかに境界線を定めるかについて、国際的な定論はない。しかし外部との均衡や市場の情勢からみると、現在、人民元相場は徐々に均衡的なレベルに向かっている。

 外部との均衡の角度からみると、中国の国際収支の不均衡は大きく改善し、しかもその変化のペースは市場の予想を超えた。中国の海外経常余剰(経常海外余剰)の国内総生産(GDP)比率は2007年に過去最高の10.1%に達したが、2010年は5.2%に下がった。中国人民銀行(中央銀行)の易網副総裁は2010年に海外経常余剰のGDP比率を3―5年内に2009年の5.8%から約4%に下げる目標を示したが、この目標はその後1年足らずで繰り上げて達成。2011年上半期は2.8%になった。今後、経済構造の調整や人件費の上昇、レートの継続的な変動、都市化の加速、人口構造の変化につれ、この比率は低下を続けていくことが予想される。...続きを読む

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