【中証視点】中国貿易に世界から逆風、輸出突出すれば貿易摩擦も

【中証視点】中国貿易に世界から逆風、輸出突出すれば貿易摩擦も
税関総署が13日発表した中国の9月の輸出額は前年同月比17.1%増の1696億7000万米ドルとなり、増加率は前月に比べて7.4ポイント低下した。輸出額も前月比では36億5000万米ドル減少した。専門家によると、中国の貿易は総体的に安定しているものの、外需の減退や国内のコスト高などの要因を受け、今後は楽観できない状態にある。<br>(サーチナ&CNSPHOTO)
 <中国証券報>税関総署が13日発表した中国の9月の輸出額は前年同月比17.1%増の1696億7000万米ドルとなり、増加率は前月に比べて7.4ポイント低下した。輸出額も前月比では36億5000万米ドル減少した。専門家によると、中国の貿易は総体的に安定しているものの、外需の減退や国内のコスト高などの要因を受け、今後は楽観できない状態にある。

 国家発展改革委員会・対外経済研究所の張燕生所長は、「今年第4四半期は、中国の輸出業により多くの不確定要素がみられるだろう」と述べた。

◆先進国の不振が影響

 税関総署の魯培軍副署長は、国務院新聞弁行室が開催した記者会見で、「足元では世界の経済成長にはっきりとした減速の気配が表れた。欧米日の三大先進国には債務問題や高い失業率、消費意欲の減退がみられる、日本は東日本大震災のマイナス影響が続いている。インド、ブラジルなどの新興国はインフレが加速し、経済成長に減速がみられる」と述べ、「これらすべてが中国の貿易活動の安定した速い成長に厳しい試練となる」と示した。

 さらに、「欧米の保護貿易主義への動きが、中国製品の輸出に障壁となり、国際市場の環境はより複雑化している。さらに人民元相場の変動や中小企業の経営難が、輸出業の成長余地を狭めている」と警鐘を鳴らした。

 税関総署の発表によると、今年1―9月の中国の貿易額は前年同期比24.6%増の2兆6774億4000万米ドル。うち輸出が22.7%増の1兆3922億7000万米ドル、輸入が26.7%増の1兆2851億7000万米ドルとなった。9月の貿易額は前年同月比18.9%増の3248億3000万米ドルだった。...続きを読む

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