【中証視点】中国の成長減速わずか、12年前半に底打ちの見方も

【中証視点】中国の成長減速わずか、12年前半に底打ちの見方も
国家統計局は18日、今年第3四半期と9月の主要経済指標を発表した。第3四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比9.1%増加し、成長率は前四半期から0.4ポイント低下、3四半期連続で鈍化した。一方で、9月の鉱工業生産、消費品小売総額などの伸びは加速しており、中国経済のハイペースな成長鈍化への懸念が和らいだ。<br>(サーチナ&CNSPHOTO)
 <中国証券報>国家統計局は18日、今年第3四半期と9月の主要経済指標を発表した。第3四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比9.1%増加し、成長率は前四半期から0.4ポイント低下、3四半期連続で鈍化した。一方で、9月の鉱工業生産、消費品小売総額などの伸びは加速しており、中国経済のハイペースな成長鈍化への懸念が和らいだ。

 今後の経済情勢についてアナリストは、第4四半期は成長率が9%以下に落ち込む一方で、インフレ圧力は軽減すると予想。マクロ政策基調が短期間内に大きく変更されることはないものの、問題がみられる一部分野に限定して政策の微調整が行われる可能性があるとの見方を示している。

◆成長鈍化続く

 第3四半期のGDP成長率は9.1%と低下を続け、低下するペースも上半期より速まった。世界経済の回復の遅れによる影響で、第3四半期、とりわけ9月は貿易額の伸びが顕著に鈍化した。また国内で緊縮的な金融政策が続く中、マネーサプライと新規融資の規模が市場予想を下回った。一方で投資、消費は堅調に伸びた。

 中国国際経済交流センターの張永軍研究員は、「欧米の経済環境がおもわしくないことに加えて、人民元に対する切り上げ圧力が続いており、今後、外需の伸びが一段と減速する可能性が大きい」と指摘した上で、来年上半期は月間輸出額の伸びが1けた台に落ち込むと予想した。

 第3四半期は工業、投資、発電量などの指標も前年同期比増加率が上半期から低下した。しかし9月に一部の指標が好転したことは注目に値する。同月の社会商品小売総額は前年同期比17.7%増加し、中でもこれまで低迷が目立った自動車と建材消費の伸びが回復した。これは消費の安定成長にとって大きな意味合いを持つ。投資においては、1―9月の新規着工事業の計画投資額が前年同期比23.4%増加し、伸びが回復した。...続きを読む

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