【中証視点】地方債の自主発行を試行、「新たなリスク」の指摘も

【中証視点】地方債の自主発行を試行、「新たなリスク」の指摘も
上海市、浙江省、広東省、深セン市の4地方政府が、「2011年地方債自主発行テスト」を国務院から認可された。<br><br>【関連写真】<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0728&f=business_0728_147.shtml&pt=large">世界最強の通貨「円」、中国経済にも悪影響</a>(2011/07/28)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0902&f=business_0902_105.shtml&pt=large">じわじわ減速する中国経済、マクロ政策大きなヤマ場</a>(2011/09/02)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0930&f=business_0930_120.shtml&pt=large">石炭需給ひっ迫ようやく改善も、危うい綱渡り続く</a>(2011/09/30)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=0929&f=business_0929_120.shtml&pt=large">中国がスマートグリッドに本腰、整備に18兆円投入</a>(2011/09/29)<br>・<a href="http://searchina.ne.jp/bz/cs/disp.cgi?y=2011&d=1010&f=business_1010_016.shtml&pt=large">中国ゴールデン・ウィークに「金」購入盛り上がる</a>(2011/10/10)<br>"(サーチナ&CNSPHOTO)
 <中国証券報>上海市、浙江省、広東省、深セン市の4地方政府が、「2011年地方債自主発行テスト」を国務院から認可された。

 これに伴い、財政部は、2011年地方債自主発行試行に対する指導強化と自主発行のルール化を目的として、地方債発行のルールを定めた「2011年地方債自主発行試行弁法」を発表した。

 試行省市が発行する地方債について、同弁法には次のような詳細規定が盛り込まれている。

◆財政部が返済肩代わり

 ◇財務部が地方政府に代わり元本の返済と利息の支払いを行う◇2011年度の発行上限額は、同年度に限り有効で、次年度への繰り越しは認められない◇発行額は、3年物と5年物を各50%ずつとする◇金利は、国債金利と市場金利を基準に、単一金利制を採用して決定する――などだ。

 アナリストは、「今回の試行は、中央政府による地方債の代理発行から地方政府による自主発行への移行段階に相当する。債券発行の裁量権を地方政府に与えることで、地方政府は徐々に債務管理プロセスを計画するようになり、債務構造の合理化を図ることが可能となる。リスクの早期警報・コントロールの面でも、透明性を高めるなど、効果的で前向きな措置といえよう」と指摘した。

 中航証券の康海栄・固定収益研究員は、「今回の試行が、地方政府による債券発行制度の完備を狙ったものであることは間違いない。しかし、発行額決定の根拠となる算定方法は明らかにされておらず、市場に対する影響度は不透明だ」と話した。...続きを読む

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