【中証視点】中国のインフレ傾向は緩やかでコントロール可能

【中証視点】中国のインフレ傾向は緩やかでコントロール可能
8月に物価の底入れ傾向が明確に現れた後、欧州中央銀行(ECB)による新たな国債買い入れプログラム(OMT)と米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)が打ち出されたことで、インフレ期待が高まっており、市場は2009年に物価が底打ちから急上昇した展開が繰り返されることを懸念している。<br>(サーチナ)
 8月に物価の底入れ傾向が明確に現れた後、欧州中央銀行(ECB)による新たな国債買い入れプログラム(OMT)と米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)が打ち出されたことで、インフレ期待が高まっており、市場は2009年に物価が底打ちから急上昇した展開が繰り返されることを懸念している。しかしながら、「時が違えば、状況も違う」。国内外の経済は全体的に低迷しているため、物価水準が大幅に上昇することはないだろう。2012年年内、インフレリスクは徐々に上昇すると見られるものの、そのペースは緩やかでコントロールできるものである。25日付中国証券報が伝えた。

 国内に関して言うと、現在、依然在庫消化が進んでおり、物価下落圧力として作用している。

 工業製品の価格は直接、企業の在庫消化に押さえ込まれている。2006年から2011年にかけて、9月の香港上海銀行(HSBC)の製造業購買担当者景気指数(PMI)のサブ指数である生産指数は、前期比で平均0.7ポイント上昇している。先般、HSBCが発表した2012年9月のPMI生産指数の速報値は47で、前月に比べ1.2ポイント低下し、生産の最盛期である9月の例年の状況とはかけ離れている。最盛期に振るわず、仕入れ・在庫が縮小し続けており、現在の経済はなおも在庫消化の周期にあることがわかる。需要が低迷している状況下では、在庫を消化するには値下げする以外に方法はなく、生産者物価指数(PPI)が前年同期に比べ、落ち込む状況は続き、非食品価格の上昇を圧迫している。9月の1週目と2週目、中国商務部の生産資料価格指数は8月末に比べ0.6%低下し、いまだに底辺を脱していない。

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