
1枚は「車は日本車、心は中国の心」との文句と中国国旗をハート型を組み合わせたデザインのイラスト。もう1枚では尖閣諸島魚釣島や中国国旗の写真をバックに、「美麗的釣魚島―中国固有領土 中国的領土神聖不可侵(美しい釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)―中国固有領土 中国の領土は神聖不可侵」との文字」が並んでいる。
北京市中心部の路地裏で売られていた。実際に「愛国ステッカー」を貼っていたとしても、暴徒化した群集に遭遇した場合、襲撃を防ぐ“お守り”になってくれるかどうかは、極めて疑問だ。
一方で、9月中旬に発生した日本車襲撃事件にヒントを得て、またたくまに「商品化」を完了する中国人の“商魂”が目立つ結果になった。
◆解説◆
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中国国内の「日本車」は、実際には日系メーカーが中国国内で生産した車両である場合がほとんどだ。(編集担当:如月隼人)