高度60mの低空飛行、領空を28分間飛行…尖閣領空侵犯の中国機

       
 沖縄県・尖閣諸島(中国側呼称:釣魚島)周辺の日本領空を13日に侵犯した中国の多用途プロペラ機「Y12」について、中国共産党機関紙・人民日報系のニュースサイト、人民網は14日、「釣魚島の中国領空を28分間飛行し、最低高度60メートルの低空飛行を行った」などと詳しく伝えた。

 領空侵犯したのは、中国国家海洋局に所属する「海監」(海洋監視)ナンバー「B3837」の「Y12」(運―12)航空機。

 記事によると、今回の飛行任務に当たったのは、中航工業(中国航空工業集団公司)飛龍通用航空有限公司のベテラン操縦士2人。13日午前7時半(北京時間。以下同)にY12航空機に乗り込み、国家海洋局の職員5人も乗せて、浙江省舟山の基地を出発した。

 午前9時40分に釣魚島海域の上空に入り、「中国領空」を約28分間旋回した。最低で高度60メートルの低空飛行を行い、空中での巡視活動や写真撮影などの任務を達成して帰還した。

 この間、「中国海監B3806」航空機も護衛飛行を行った。

 Y12は、中航工業直昇機公司傘下の哈飛公司(ハルビン飛行機工業集団有限責任公司)が開発した軽量・汎用プロペラ機(ターボプロップエンジン機)。旅客輸送、航空測量・航空撮影、地質調査、海洋モニタリング、人工降雨などに幅広く応用されている。

 飛龍通用航空は1987年から25年間、国家海洋局と協力して海洋監視の飛行業務を行っている。中航工業飛龍通航が海洋監視活動に用いている航空機は現在6機で、これまでにのべ1万5000回出動しており、総飛行時間は4万時間。今回「釣魚島」を巡航したB3837航空機は、2003年末に投入されてからの累計飛行時間が4500時間という。(編集担当:阪本佳代)

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