中国、反政府「邪教」摘発…9省で終末論流布の500人超拘束

 中国各地で、マヤ暦に基づき今月21日を「世界の終わり」とするデマが流行し、当局が取り締まりを強化している。18日までに青海省を中心に、浙江、陝西、江蘇など9省で500人以上がデマを流布したとして拘束された。このうち400人以上が中国政府が「邪教」と認定するキリスト教系新興教団「全能神」のメンバー。当局は「反党・反政府を扇動する邪教組織」として警戒を強めている。中国のニュースサイト、東方網などが19日伝えた。

 青海省の警察当局はこのほど、同省で全能神の一斉摘発に乗り出し、18日までにメンバー400人以上を拘束した。青海省公安庁によると、12月に入って同省では全能神がデマを流布し社会秩序を乱す事件が40件あまり起きていたという。

 江蘇省無錫市でも今月、「世界終末論」を流布していたとして、全能神メンバー数十人が警察当局に拘束された。浙江省蘭渓市でも中核メンバー58人が拘束された。年齢は85歳から18歳までと幅広く、終末論のほか政府を攻撃する言説を流布していたという。

 内モンゴル自治区興安盟(ヒンガン盟)では、終末論を利用した詐欺容疑で逮捕された4人が、その後の取り調べで全能神メンバーであることが分かった。

 このほか陝西省と広東省でも、全能神が違法に集会を開き、「終末論」を宣伝して、教団に金銭や財産を差し出すよう人々を扇動しているという。

 中国国営中央テレビ(CCTV)は、「全能神は『世界の終わりが来る』といったデマを流して社会を混乱させ、党と政府に敵対するよう信者を扇動する邪教組織」と伝えている。「また信者をだまして金銭や財産を巻き上げている」と警戒を呼びかけている。

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