中国海軍の第一列島線突破 日本「中国が海洋活動を活発化」

 第一列島線で中国海軍の遠洋進出を阻止するのはますます難しくなっている。中国国防部のウェブサイトは30日、中国海軍は2012年の7回におよぶ艦艇編隊の列島線突破訓練に続き、艦艇を再び編成して列島線突破訓練を実施すると発表した。同編隊は海上でへび年の春節を過ごし、海上での対立などの20項目以上の訓練を行う。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 30日午前9時、西太平洋で訓練を行う中国海軍の艦艇編隊が山東省青島市の軍港を出発した。北海艦隊の編隊による巡航と遠洋訓練は2013年初めてとなる。

 編隊は北海艦隊所属のミサイル駆逐艦「青島」、ミサイル護衛艦「煙台」と「塩城」の主力軍艦3隻からなり、艦載ヘリコプター3機を搭載する。これらの軍艦はいずれも国産の主力艦だ。

 同編隊は黄海、東シナ海、宮古海峡、西太平洋、バシー海峡、南シナ海などの海域を通り、途中で海上での対立、遠海機動作戦、海上の権益維持闘争、遠洋での兵力の指揮・統制などの訓練を実施する。

 北は日本列島と琉球諸島を起点に、台湾を通り、南はフィリピン諸島に至る第一列島線は、中国海軍の海洋進出を妨害できると見られていた。中国海軍は近ごろ遠洋訓練を多く行い、第一列島線の突破も常態化している。

 日本は、中国海軍の艦艇編隊が琉球諸島周辺の宮古海峡を通って西太平洋で訓練を実施する動きに特に敏感で、中国の艦隊がこの国際水域を通るたびに、防衛省は自衛隊の艦艇と偵察機を派遣して「全過程を撮影」し、日本メディアも同海域を通過した中国の艦艇の性能を紹介し、「中国海軍の遠洋活動が活発化している」としている。

 中国海軍が頻繁(ひんぱん)に第一列島線を突破し西太平洋で訓練を実施していることについて、軍事専門家の劉江平氏は30日、「環球時報」の取材に対して「海外利益の増加に伴い、中国海軍はこのような国家の利益や発展と密接にかかわる海域を熟知する必要がある。釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)紛争が激化するなかで、中国海軍の動向が注目されるのも必然的だ」と述べた。

 報道によると、中国海軍東海艦隊の編隊は2012年12月、西太平洋での遠洋訓練を遂行した帰りに尖閣諸島周辺海域を巡航した。(編集担当:米原裕子)

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