各国中央銀行のドル離れ 金や円、人民元が代替資産に

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは13日、「世界黄金協会が13日に発表した報告書によると、世界各国の中央銀行は米ドル・ユーロ準備高を減少させ、金や円、人民元を含む新興代替商品への投資に転じている。このすう勢は、特に新興市場において継続される見通しだ」と伝えた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 同報告書は、「米ドルは依然として世界の主要通貨だが、その主導的な地位を長期的に維持できるかについては不確定性が存在する。金市場は参入が容易で、流動性が高く、人民元などの投資が選択する理想的な代替商品になっている」と指摘した。

 世界黄金協会の政府事務担当者のAshish Bhatia氏は、「世界各国の中央銀行は米ドル・ユーロ準備高を減少し、金や円、人民元を含む新興代替商品への投資に転じている。しかし一部の新興代替資産の規模と収益性は、依然として限られている。新興代替資産と比べ、金の経済・周期性リスクに対する敏感度は低い」と分析した。世界黄金協会は、世界各国の中央銀行は20年間にわたり金を売却してきたが、2010年に金の購入者になったと称した。

 同報告書はまた、「国際通貨基金(IMF)が2月に発表したデータによると、ロシアとカザフスタンが1月に金準備高の規模を拡大し、アゼルバイジャンは16年ぶりに金準備高を確保した」とした。報道によると、ロシアは近年金を買い続けており、公式発表されている金準備高は3120万オンスに達した。韓国銀行(中央銀行)は2月に、金準備高を外貨準備高の約1.5%まで拡大した。

 世界黄金協会のポートフォリオ分析結果によると、米ドルの代替資産には人民元、豪ドル、カナダドル、スイスフラン、デンマーククローネが含まれる。しかし世界黄金協会は、「金には信用リスクがほぼ存在せず、流動性が高いという優勢により、もっとも魅力的な代替資産の1つになっている」と指摘した。(編集担当:米原裕子)

あわせて読みたい

サーチナの記事をもっと見る 2013年3月16日の中国記事

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら