台湾で人気の日本スター:『セデック・バレ』で好演~安藤政信~

       
 4月20日より日本全国で上映が始まる、話題の台湾映画『セデック・バレ(原題:賽徳克・巴莱) 第一部:太陽旗/第二部:虹の橋』。1930年日本に統治されていた台湾で、実際にあった先住民族による抗日暴動「霧社事件」を描いた衝撃的な歴史大作で、国際的知名度を誇る呉宇森(ジョン・ウー)がプロデューサーに加わった。そしてリアリティを追求する魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督は、多数の日本人キャストを起用。その中で大きな存在感を放っていたのが、安藤政信だ。先住民族と友好的な関係にあったが、後半は複雑な立場になる小島警察官を好演した。

 『セデック・バレ』の撮影が行われたのは2010年で、安藤は中国語やセデック族の言葉の勉強に励んでいたとのこと。また「マネージャーを同行せずに1人で台湾に来る」、「撮影がない時は1人気ままに散歩しながら、写真を撮ったり買い物をしている」などと言ったエピソードが、ウェイ監督やスタッフから語られた。数多くの出演作が台湾で公開され、08年には台湾のアカデミー賞こと金馬奨で、ビビアン・スーとプレゼンターをつとめたこともある安藤なので、知名度は高いはずだが……単独行動が平気で、人の目などはあまり気にしないタイプらしい。そういえば金馬奨授賞式後のパーティーで見かけた時も、静かな佇まいでありながらいろいろな人と談笑していて、構えないナチュラルな雰囲気であった。

 96年に映画『キッズ・リターン』でスクリーンデビューを果たした安藤は、多数の新人賞に輝き大注目される。映画にドラマにと活躍していたが、2000年に入ったころから映画中心の活動に。08年には『花の生涯~梅蘭芳~』で中国語映画デビューを果たし、この作品がきっかけで『セデック・バレ』の出演オファーが届いただろうと思われる。その後も10年に中国映画『ソード・ロワイヤル(原題:刀見笑)』に出演したり、日本映画でありながら『スマグラー おまえの未来を運べ』(11年)では中国人を演じるなど、中華圏との縁を感じる俳優だ。業界関係者からの評判も高いのだろう。台湾の映画監督と話をした時、日本人俳優として真っ先に名前が挙がったのが「安藤政信」で、「会ったことがあるが、いつか作品に出演してもらいたい」的な思いを聞いたことがあった。

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2013年3月24日の韓流記事

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