中国とロシアの合同海上演習終了 ロシア側が経過を紹介

 中ロ海軍は10日、ピョートル大帝湾で実弾射撃と海上閲兵を成功させ、合同演習「海上連合2013」を円満に終えた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 RIAノーボスチの報道によると、ロシア太平洋艦隊のマルトフ報道官は「9日にピョートル大帝湾で海軍演習に参加した艦隊は、防空合同作戦、海上補給、潜水艦の脅威が存在する海域の通過、合同護衛航行、奪われた船舶の合同救助、海上目標の攻撃の6種類の訓練を実施した」と表明した。

 両国は護衛艦を使用しない場合の防御技能、複雑な隊形で航行中の物資補充、合同航行の保障と機動協調の訓練を行った。その後は敵の潜水艦の攻撃を受ける可能性のある海域を通過し、同海域内の一般船舶の航行を護衛した。両国海軍は9日午前に、空中攻撃への反撃を行い、ロシア極東軍管区空軍と防空部隊のSu-24戦闘機が仮想敵となった。9日午後に両国海軍は、敵の高速艇との海上戦闘を訓練した。

 マルトフ報道官は、「演習に参加した両国の軍艦は10日、危険に遭遇した船舶の救助、水上・空中の目標物に対する射撃を行い、その後に海軍閲兵式を実施した」と語った。演習終了後、中国海軍の艦隊はウラジオストクの2日間の停泊に向かった。

 今回の演習では両軍の大型水面艦艇が開放的な交流を行い、海上・陸上防空部隊の合同防御訓練が実施された。ロシア国防省極東軍管区のアレキサンダー・ゴルジェフ報道官は、「今回はS-400ミサイルとパーンツィリSミサイルが、初めて戦術演習に投入された」と説明した。

 ロシア軍事専門家のウラジーミル・ポポフ氏は、「沿海部の防御問題に関して、陸軍・海軍の防空部隊は積極的に協力する必要があり、重要任務には中国側も招くべきだ。これは演習の一つの意図である可能性がある」と分析した。マルトフ報道官は、「中国側のほぼすべての艦艇が防空システムを搭載しており、大規模な艦隊と沿海部を効果的に防御できる」と述べた。(編集担当:米原裕子)

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