中国で高官・企業幹部の「失踪」多発…汚職など、拘束直前に姿消す

 中国で地方政府を中心とする高官や、企業幹部の“失踪”が相次いでいる。汚職などの疑いで身辺に調査や捜査が及びそうになると「あとかたもなく姿を消す」場合が多く、検察が発表する身柄の拘束は、一部にしかすぎないとの見方が出ている。

 江蘇省紙の新華日報は19日付の「一周熱詞(今週のホット・ワード)」で「失聯」を取り上げた。「失聯」は「連絡が取れなくなる」の意で、高官や企業幹部などが「姿を消した」際の公式発表でよく使われる語だ。同記事は広東省広州市で6月以来、花都区政治協商会議の王雁威主席ら少なくとも3人の交換が“失踪”したことを指摘した。

 中国検察は最近になり、汚職の容疑などで「逃走した容疑者6220人の身柄を拘束した」と発表したことを踏まえ、「まだ捕まらないものが多いと、容易に想像できる」と指摘した。

 また、高官などが姿を消した場合、地元当局がしばしば「休暇中」、「連絡が取れない」、「調査中」などと発表することを「(逃走した容疑者の事実上の)援護だ」と主張した。

 摘発の前後に「失踪」する例が多いことから、調査や捜査の「秘密保持」についても、疑いを持たざるをえない状況だ。

 山東省紙の半島都市報も14日付で、高官の“失踪”を取り上げた。海外に逃走し、汚職により蓄積した資産を“持ち逃げ”することは、違法行為であり重大な規律違反問題であるだけでなく、「国家と民衆が築いた財産に重大な損害を与えている」と指摘。公務員の“失踪”が多発していることは、「地方政府の官僚に対する日常の監督・管理に漏れがあることを暴露している」との考えを示した。

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