「汚染霧」蹴散らせ! 「人工的気象操作」の研究進む=中国

       
 中国メディア・中国新聞社は22日、中国の気象当局が2015年までに人工的な気象措置によって大気汚染による霧や靄を消し去るシステムの確立を目指して取り組んでいることを報じた。

 記事は、中国気象局人工影響天気センターの郭学良氏へのインタビュー内容を紹介。従来は降水量の増加やひょう、あられなどの気象災害防止目的で人工降雨などの人工的な気象措置が行われてきたが、現在は「汚染霧」の減少や大気の質向上に向けて技術的な模索を進めていると郭氏が語ったことを伝えた。

 郭氏は、霧やもやを消す方法として人工増雨と人工消霧の2つの手段を紹介。人工増雨についてはすでに方法が確立された一方で、増雨では霧などを消せない気象条件時に物理的な方法を用いて霧を消す人工消霧の方法は、なおも試験段階であることを明かした。また、空気が乾燥して霧やもやが発生しない状況での大気汚染物除去については、まだ有効な手段が見つかっていない状況であるとも語った。

 08年の北京五輪では、開会式の晴天を確保するために人工降雨ロケットを発射させたことで世界の注目を浴びた。今後「汚染霧」を蹴散らすために頻繁に人工的な気象操作が行われるようになれば、再び注目を集めることになるだろう。

 同時に、気象操作の頻発による自然気象への影響に対する指摘や、対症療法的な大気汚染改善によって根本的な解決が妨げられるのではないかとの懸念も出そうだ。(編集担当:今関忠馬)

あわせて読みたい

サーチナの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

海外ニュース

海外ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2013年11月24日の中国記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。