香港有力紙「明報」前編集長が襲撃され重体―1月に突然交代したばかり、<背景で動く力>に関心

 香港の有力紙「明報」前編集長の劉進図氏が26日午前、路上で正体不明の2人に切り付けられるなどで重傷を負った。劉氏は1月に「経営上の理由」として編集長職を離れ、インターネット事業の運営業務に異動したばかりだった。香港社会は同事件に怒りを示すと同時に、襲撃の「背景」に強い関心がもたれている。

 劉前編集長は26日午前10時ごろ、路上で切り付けられたとされる。襲撃したのは2人で、劉編集長は背中や太腿など3カ所を切られた。ただちに病院に搬送されたが、「危険な状態だった」という。

 劉前編集長は香港大学法律学科で学んだ。1989年の天安門事件をきっかけにジャーナリストを志すようになった。「明報」に入社して執筆するようになり、2012年には同紙の編集長に就任した。

 しかし「明報」経営陣は2014年1月6日に、同月20日付の劉前編集長の異動を発表。同社は「経営上の理由」と説明したが納得しない人も多く「香港の報道の自由の後退だ」、「会社は解任の理由を明確にすべきだ」などの批判の声も上がった。

 劉前編集長の異動については、同紙が報道内容を巡ってテレビ局と争議を起こしていたことに会社が不満を持ったなどさまざまな説があるが、はっきりとしたことは分かっていない。

 「明報」は1960年代から70年代の文化大革命時代には中国共産党に反対する立場を明確にしていたが、その後は中国大陸関連では比較的中立な立場の報道が主流になった。しかし最近は

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