死亡説や重病説などのデマが流れ、度々世間を驚かせてきた成龍(ジャッキーチェン)。人気者ゆえに様々なうわさを流され、その度本人が笑顔で否定してきたが、今回は事情が違う。
ブラジルの預言者がジャッキーに、命の危険について注意を促す手紙を送った。

 香港メディアの報道によると、ジャッキーの未来について予言したのはブラジルのジュセリーノ・ダ・ルース氏。過去に香港スターの李小龍(ブルース・リー)、梅艶芳(アニタ・ムイ)、張国栄(レスリー・チャン)の死を予言していたとのこと。イギリスのダイアナ妃の死やアメリカ同時多発テロ事件(2001年)ほか、世界的な大事件も予言したと主張している人物で、日本のテレビ番組で紹介されたこともある。予知夢をもって、未来がわかるらしい。

 3月9日に香港で講演会を開いたジュセリーノ氏は、ジャッキーの夢を見たそうで、「今年と来年に2回ほど映画賞を受賞するだろう」と予言。良い内容のみには留まらず、「薬と飛行機に気をつけてほしい」とアドバイスした。「ジャッキーはおそらく薬物アレルギーがあるので、腎臓と心臓の具合には特に注意が必要。また16年と17年の5月から12月は、飛行機での移動はなるべく避けたほうが良い」と語った。香港に着いてすぐにジャッキーの夢を見たとのことで、「伝える責任がある」と感じたそうだ。ジャッキーの住所も夢で知ったと述べ、注意をつづった手紙を弁護士経由ですぐにジャッキーの事務所に送ったそうだ。

 「危険や非常事態を前もって知って、できるだけ避けてほしい」と願い、ジャッキーに知らせたというジュセリーノ氏。
ジャッキー側が受領したかどうかは確認が取れていない。また自称90%の的中率と豪語しているが、鞏俐(コン・リー)の交通事故の予言がはずれたほか、「予言はまったく当たっていない」、「予言していたという事件は事後報告ばかり」といった検証もブラジルや日本で見受けられる。「有名人であっても一般人であっても、危険を察知したら連絡する義務がある」と訴えるジュセリーノ氏。ジャッキー側の対応が注目される。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(写真は「CNSPHOTO」提供、2013年10月撮影)


【関連記事】
ジャッキー・チェンが手がけたK-POPグループ「JJCC」今月デビュー、「アジアが団結すれば世界を征服」=韓国
中国で政協開幕 習主席ら指導者層、ジャッキー・チェン委員も出席
【華流】8億人視聴の旧正月年越し番組、今年は放送前から不評!?
【華流】ジャッキー香港メディア王のショー氏追悼、思い出振り返る
反日活動家の韓国人歌手キム・ジャンフン氏、上海で「独島ショー」開催へ=中国報道
編集部おすすめ