トンネル崩落事故・・・15人中14人の生存を確認、事故4日目も救出はまだ=中国・雲南

 雲南省東部の文山チワン族ミャオ族自治区富寧県で14日午後に発生した、工事中のトンネルの崩落事故で、行方不明になった15人中14人は生存が確認されている。事故発生4日目の17日現在も救出はまだだが、トンネル内にはすでに救急車9台が待機中。救出作業は大詰めを迎えつつある模様だ。中国新聞社などが報じた。

 同事故では、事故発生2日早朝には、崩落部分の内側まで鉄パイプを通すことに成功。鉄パイプを叩いたところ内部から応答があり、生存者の存在が確認できた。事故発生前から設置していた送風用のパイプも機能しており酸欠の心配もないことから、救出への期待が高まった。

 しかしその後、掘削用に使用していたドリルの性能が不足であることが判明し、より高性能のドリルを取り寄せ交換するなどで、救出作業は手間取った。

 15日午後7時ごろには、飲料水や食料を送ることのできる「命のパイプ」を設置することに成功。内部には生存者14人がいて、大きなけがもしていないことが分かった。「命のパイプ」を使って内部に懐中電灯を送り込んだ。「光」を得た内部の作業員は、自力で電力施設を修理したので、崩落した部分の内側でも照明が復活したという。

 16日以降も、400人体制による救出作業が続いている。すでにトンネル内部では救急車9台が待機している。

 救出作業側にもけが人や体調不良者が出ているが、持ち場を離れた者はいない。疲労などによる注意力の低下は二次災害発生を誘発する危険もあり、救助作業スタッフの体力と士気の維持のために現場近くの国境警備隊は炊事員12人を派遣。救出作業スタッフに「アツアツの食事」を供給しているという。(編集担当:如月隼人)


【関連記事】
工事中のトンネルで落盤、中には15人・・・鉄パイプ叩くと応答、懸命の救助作業=中国
大荒れ・夜の海で炎上する小型船・・・乗組員パニック、救助の直後に背後で爆発=広東
高層マンション火災、住人救助に向かった消防士2人が13階から転落・殉職=上海
工事現場で男性が生き埋め、20時間後に救出成功=山東省
生き埋めの生存者1人を救出=四川・雅安地震

あわせて読みたい

サーチナの記事をもっと見る 2014年7月17日の中国記事

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら