米中を結ぶ高速鉄道構想 「技術・実用性・採算性」で疑問の声=中国メディア 

米中を結ぶ高速鉄道構想 「技術・実用性・採算性」で疑問の声=中国メディア 
中国メディアの和訊網は21日、中国が米中を繋ぐ全長1万3000キロメートルの高速鉄道の可能性について検討していると紹介する一方、同構想の実現には疑いの声が挙がっていると伝えた。(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)(サーチナ)
 中国メディアの和訊網は21日、中国が米中を繋ぐ全長1万3000キロメートルの高速鉄道の可能性について検討していると紹介する一方、同構想の実現には疑いの声が挙がっていると伝えた。

 記事は、中国が可能性を検討しているという米中を繋ぐ高速鉄道について、「中国-ロシア-カナダ-米国を鉄道で結ぶ全長1万3000キロメートルにのぼる鉄道構想であり、設計速度を時速350キロメートルとした場合、中国から2日ほどで米国に到着できる計算」と紹介した。

 一方、同高速鉄道の実現には疑問の声が多く挙がっていると紹介、特にベーリング海峡に海底トンネルを掘ることは極めて難しいとの見解を示し、ロシアの専門家の発言として「ベーリング海峡に海底トンネルを掘ることは数々の奇跡が求められるほど難しいこと」と伝えた。

 さらに、ベーリング海峡は深さのある海峡であることからトンネルの堅牢性がもっとも重要であるうえ、米中を結ぶ路線のすべてにおいて生態系への影響や地質調査が必要になると指摘、「世界はいまだかつてこのような鉄道を建設した経験がない」と指摘した。

 また、レール敷設やトンネル建設といった建設工事における難易度だけでなく、採算性も重要だと指摘。「2日間もかけて鉄道で米中を行き来したいと願う人はどれだけいるのだろう」、「海上輸送が発達した今、巨額のコストをかけて陸上輸送ルートを開拓する必要性もない」などと、米中を繋ぐ高速鉄道の採算性に疑問を呈した。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)


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