
15年4月にソロデビュー25周年ライブを控えている中、昨年を振り返り今年にかける思いを語ってもらった。「前編」では、ザ・グッバイのツアーについて聞いた。
――2013年、ザ・グッバイは結成30周年の記念ライブを開催しましたが、14年にはアンコールツアーを行いました。大成功で幕を閉じたツアーでしたが、感想を教えてください。
13年には1日2回公演を行ってハードだと感じていました。でも14年は3日連続で名古屋・大阪・東京を回るスケジュールで、よりハードでした。ですが客席のみなさんがすごく楽しんで下さって、それに乗せられて僕らも盛り上がりました。そしてみなさんも更に盛り上がってと、すごく良い相乗効果のライブができたと思っています。懐かしいファンの方の顔が、たくさん見えましたよ。
――14年のアンコールツアーのセットリストは、近年あまり演奏していなかった曲が多いように感じました。
同じ曲をあまり入れないようにと、13年にやった曲はなるべく外したんです。2年連続で来てくださる方がたくさんいらっしゃるので、できるだけ多くの曲を聞いてもらいたい気持ちで選曲しました。13年より14年のセットリストが良かったです、っていう声を結構いただきました。ザ・グッバイの活動全盛期に演奏したことのない曲も、あったかもしれません(笑)。昔の曲はテンポが早くて、体がギターの弾き方を思い出すのに時間がかかったりして、こんな風に弾いてたの!? ずいぶん幅広い曲をやっていた! と驚くこともあったんです(笑)。