
――25周年を迎えるソロ活動ですが、今後どんな形で進めていきますか?
メジャーを離れインディーズを選んだソロ活動なので、まだ僕の音楽を受け取っていない方たちがいます。なので届けられるように行動しなければ、という思いがあります。ライブをどんどんやっていきたいですよね。
音楽活動が中心ではありますが、役者としてもっと上手になりたいという気持ちもあるので、丸福ボンバーズという劇団に所属もしています。芝居はいろんな人がつむぎながら、1つの作品を作り上げていきます。その1つのコマが役者であり、人とのキャッチボールが必要で、ミュージシャンの時とは気持ちが違います。ライブ会場のフロントに立ち自分が引っ張っていく感覚とは、別のものがあるんです。
――風祭東さん、大島賢治さんとの3人組パワーポップバンド、【The Paisleys(ザ・ペイズリーズ)】も今年は動き出しましたね。
ファースト・ミニアルバム「Jelly Beats」をリリースしたばかりですが、メンバーそれぞれが完成度の高い曲を作れてボーカルを取れるのが強みで、いいバンドだと自信があります。アルバムを聞いていただくと、ボーカルも曲調も変わってすごくカラフルな感覚になると思いますよ。基本的な音はブリティッシュなサイケデリックです。