J-15は空母に搭載する艦上戦闘機で、ベースはロシアが開発した艦上戦闘機のSu-33だ。中国は1990年代末にSu-33の売却をロシアに求めた。当初は50機を希望していたが、最終的には2機になってしまった。
中国はウクライナから購入した遼寧の改装に着手していた。しかしSu-33が2機だけでは、空母搭載用には全く不足している。中国はロシアからSu-33の大量売却を断られ、J-15の開発を決意したとの見方がある。
中国ではJ-15をSu-33と比較して「最高速度がはるかに速い」、「対地攻撃能力も優れている」、「先進的な電子装置を供えている」との論調がある。しかしロシアの専門家からは反発の声が上がっているという。
まず中国が、ロシアから大量の戦闘機用エンジンを買い続けているとの指摘がある。そのため、中国はJ-15のエンジンを開発したが、寿命が異常に短いなどで「使い物にならなかったのだろう」との見方がある。
次に、Su-33はロシア軍がすでに配備し、他国にも多く売っている機体だ。いわば旧型機であり、開発中のJ-15と比較するのは公平でない。
リャボフ氏は「われわれの飛行機の方がしっかりしているのは明らか。中国は学ぶことがとても速い。ただ、ひとつだけは学んで持って行くことができなかった」と述べ、エンジンを“モノにできなかった”ことを皮肉った。
中国についてはさらに、「彼らは金を持っている。
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