韓国は世界でも有数の整形大国だ。国際美容整形手術協会によれば、2011年の整形手術や美容施術の件数において韓国は世界で7番目だったが、人口1万人当たりの件数では世界最多だった。


 韓国では美容整形があまりに身近なためか、近年は犬や猫などのペットに対して美容整形をする人が増えつつあり、一部で反発の声があがっているようだ。

 中国メディアの環球網は米メディアの報道を引用し、「整形大国の韓国では、ペットに美容整形を受けさせることが流行している」と伝え、整形の内容として毛のカット以外にも、犬の耳を尖らせる、妊娠後にできるシワを除去するといったもののほか、ペットのまぶたについて手術する人もいると紹介。費用は約60ドル(約7200円)からで、高い場合は1000ドル(約11万9880円)に達するという。

 環球網は「韓国が美容整形大国である以上、ペットに対する美容整形は特に驚くものではない」と伝え、一部の美容整形医の見解として「ペットの外見を整えることは、法に則った飼い主の権利」であると主張した。

 一方で、韓国でペットを飼っているすべての人がペットの美容整形に賛成しているかというと、決してそうではない。韓国で行われた一部調査では、ペットを飼っている韓国人の大半がペットに対する整形手術に「嫌悪感」を示している。


 犬や猫などのペットが自らの意思で整形手術を受けるわけがなく、飼い主のエゴとも取られかねないペットに対する整形手術だが、動物虐待に当たらないのか、ペットの健康に支障はないのか、さまざまな観点からの検証が必要ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(写真は環球網の4日付報道の画面キャプチャ)


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