
南寧晩報によると本作は10月初めにクランクインしたばかりだが、25日にインド側の出資会社が撤退を表明したとのこと。上映延期に追い込まれる可能性があるという。関係者が、中国側とインド側はキャスティング当時から意見の違いがあったと証言。「中国側の主張が強く、インド側が再び不満を持ち撤退を決めた」とのことだ。
現状としてはジャッキーの長年のキャリアと人脈から、撮影隊の人員確保はできており、ロケは中断されることなく、継続しているそうだ。南寧晩報は、「2016年夏の上映予定であったが、クリスマス時期の頃になるなど延期の可能性がある」とした。
また本作でジャッキーと共演するメンバーだが、準主役を演じるのは李治廷(アーリフ・リー)で、時間をかけてカンフーの訓練を受けているとのこと。出資会社の問題については、「1本の映画ができる前には、いろいろな変化が訪れます。でも僕はこの映画の完成を信じています」とアーリフは語ったそうだ。
アーリフのほかには、韓国ユニットEXOの中国籍メンバーLAY(張芸興/チャン・イーシン)、インドの人気男優アーミル・カーンらが出演する。また本作は、ジャッキーが以前よりつないできたインドとの縁で製作が実現した面があるという。「主演作が映画祭のオープニングを飾ったり、一般上映される」などインドとの縁は深かったようだ。