
一方、中国の世界における評価やイメージは両極端だ。パキンスタンのように中国にとっての友好国では好印象を得ているものの、先進国などではあまり良い印象は持たれていないことが過去の調査で示されている。
これに対し、中国メディアの環球網は2日、米国の著名投資家で米バーグルエン研究所のニコラス・バーグルエン氏が「中国のイメージは確かに日本に劣るが、世界の中国に対する理解が不足している点も否めない」と述べたことを紹介。環球網は「世界は中国を真に理解していない」と主張した。
記事は、バーグルエン氏が「中国経済の存在感が高まるにつれ、世界の中国に対する理解は深まりつつある」と指摘したことを紹介する一方で、世界はまだ中国を理解していないとも述べたと紹介。さらに、世界は中国に対する理解が不足しているために、負の誤解も存在すると述べたと伝え、中国の国際的なイメージが日本に劣る現実に対し、バーグルエン氏が「強大になりつつある中国に世界が恐怖を感じているため」と分析していることを伝えた。
環球網が伝えたように、中国の国際的なイメージが日本に劣るのは中国への理解が不足しているためなのだろうか。世界の中国に対する理解が深まったとしても、中国のイメージが向上するかは疑問だと考える人が多いのではないだろうか。