中国が戦闘機エンジン開発に懸命、輸出機用  ロシアの技術者「無理だね」

中国が戦闘機エンジン開発に懸命、輸出機用  ロシアの技術者「無理だね」
 中国の大手ポータルサイト「新浪網」によると、中国が戦闘機用エンジン「WS-13(渦扇-13)」の開発に力を入れている。パキスタンに輸出したJF-17(サンダー)に搭載するためだ。ただし、「無理だ」との見方を示すロシア人専門家もいるという。(イメージ写真提供:CNSPHOTO。2015年のパリ航空ショーで披露されたJF-17)(サーチナ)
 中国の大手ポータルサイト「新浪網」によると、中国が戦闘機用エンジン「WS-13(渦扇-13)」の開発に力を入れている。パキスタンに輸出した「JF-17(サンダー)」に搭載するためだ。ただし、「無理だ」との見方を示すロシア人専門家もいるという。

 JF-17(サンダー)の中国側の名称は「FC-1(梟龍)」だ。中国とパキスタンの共同開発との形だが、実質的には「中国の戦闘機」と見なされている。中パ両国で製造されているが、中国軍は運用していない。

 パキスタン空軍が最も多く保有する戦闘機は中国製のF-7P(J-7)だが、生産開始は1967年だ。しかも、中ソ対立という背景のもとで開発されただけに、当時の世界的水準にも達していない。

 パキスタンは戦闘機の更新を進めており、将来的にはJF-17が主力戦闘機になる見込みだ。

 同機が搭載しているエンジンはロシア製の「RD-93」だ。そして、中国、ロシア、インド、パキスタンは極めて複雑な関係だ。中国とロシアは「とりあえずは」友好的。インドとパキスタンは厳しく対立。中国はインドとの関係改善を進めてきたが、潜在的には対立関係。インドは西側に接近したが、かつてはソ連の友好国だった。現在のロシアとも関係は悪くない。

 中国としては、軍事面でパキスタンにできる限りの「肩入れ」をして、同時に利益も上げたいが、ロシアが「インドに恩を売る」などと決断すれば、パキスタンは「主力戦闘機のエンジンであるRD-93を入手できない」ことにもなりかねない。中国が「WS-13」の開発に力を入れているのは、そのためだ。

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