中国:経済が減速する一方で最低賃金引き上げの地域は大幅増加

中国:経済が減速する一方で最低賃金引き上げの地域は大幅増加
 中国新聞社は11日、2015年における各地の最低賃金引き上げの状況を紹介する記事を発表した。同記事は「中国経済の下降圧力が大きいにも関わらず、最低賃金の基準を引き上げる地域はかえって増えた」と指摘した。(イメージ写真提供:(C)Bartlomiej Magierowski/123RF.COM)(サーチナ)
 中国新聞社は11日、2015年における各地の最低賃金引き上げの状況を紹介する記事を発表した。同記事は「中国経済の下降圧力が大きいにも関わらず、最低賃金の基準を引き上げる地域はかえって増えた」と指摘した。

 中国新聞社のまとめによると、チベット自治区、広西チワン族自治区、湖南省、海南省が最低賃金の基準を引き上げた。いずれも月給の場合1400元(約2万6200円)以下で、中国国内で最も低い部類だ。

 その後、最低賃金引き上げの発表は五月雨式に続いた。12月になってからは吉林省、寧夏回族自治区、重慶市が引き上げを発表した(寧夏回族自治区は11月1日付、重慶市は2016年1月1日付)。

 現在のところ、最低賃金基準が最も高いのは深セン市(広東省)の月給2030元(約3万8000円)で、上海市の同2020元、広東省の1895元などが次ぐ。

 記事は、記事は「今年(2015年)になってから中国経済の下降圧力が大きいにも関わらず、最低賃金の基準を引き上げる地域はかえって増えた」と指摘した。2014年に最低賃金を引き上げた地域は19カ所だったが、15年には28カ所になったという。

 中国人民大学財政金融学院の趙錫軍副院長は、「各地(地方政府)が、住民の収入を民生の指標として、一段と重視するようになったのあらわれ」との考えを示した。低所得者の生活レベルを向上させることにより、内需と消費を促進する一定の効果が期待できるという。

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