そんな中国から見ると、恋愛も結婚もしたがらない一部の日本人が不思議でしようがないようだ。中国メディアの新華網は6日、日本では結婚も恋愛もしたがらない人が増えていると伝え、少子高齢化の進む日本の現状を紹介した。
記事は、結婚しない日本人が増えている1つ目の理由として「恋愛が面倒」と感じている人が増えていることを挙げた。2015年に行われた調査の結果を引用し、「日本の20歳以上の若者のうち、74.3%が現在恋人がいない」、「20歳以上の独身者のうち、40%に達する日本人が“そもそも恋人が欲しくない”と答えた」と驚きを示し、多くの回答者が「恋愛は面倒」または「時間を趣味に使いたい」と答えたことを紹介した。
さらに、2つ目の理由として「良い見本が少ない」ことを挙げた。専門家の意見として「日本の若い世代の両親が1日中喧嘩をしたり、離婚したりしている」と伝え、結婚したがらない日本人は結婚生活がそれほど幸せではないと感じていると指摘。もっとも身近で影響力のある両親が結婚生活における良い見本となっていない様子を伝えた。
また記事は3つ目の理由として「デート代がない」ことを紹介。ある日本の若者の月収は15万円で、毎月の借金返済や生活必需品を購入したら、2万円から5万円しか残らないとし、貧困問題が結婚から日本人を遠ざけていることを紹介した。