フィリピン船が南シナ海で座礁  中国海軍が現場海域を封鎖、他のフィリピン船を駆逐

フィリピン船が南シナ海で座礁  中国海軍が現場海域を封鎖、他のフィリピン船を駆逐
中国メディアの環球網は2日、フィリピンの漁獲物運搬船が南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)海域で座礁したと報じた。中国は海軍軍艦や海上警備船5隻を派遣し、現場海域から他のフィリピン船を追い払ったという。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
 中国メディアの環球網は2日、フィリピンの漁獲物運搬船が南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)海域で座礁したと報じた。中国は海軍軍艦や海上警備船5隻を派遣し、現場海域から他のフィリピン船を追い払ったという。

 座礁した船は、フィリピンが実効支配するフラット島(費信島)やナンシャン島(馬歓島)に向っていたとされる。座礁したのは、南沙海域の南東部にある五方礁と呼ばれる暗礁。日時は不明。座礁の原因は「悪天候のため」とも中国に航行を阻まれたため進路を変えたこと」ともされている。

 フィリピン漁船の乗組員の1人によると、五方礁の周囲を以前から漁場にしてきたが、中国船があらわれて追い払われたという。フィリピン軍のレスティトゥト・パディッラ報道官は、「状況を把握中」と説明した上で、「現場近くの海域で中国船が活動していることは知っている」と述べた。

 同件について中国が神経質になっているのは、1995年5月に同諸島のセカンド・トーマス・ショールに座礁した船に、その後、フィリピン軍将兵が「駐留」するようになったからと考えられる。

 フィリピン側は座礁の理由を「浸水のため」とした。中国は繰り返し同船の撤去を要求したが、フィリピン側は「船撤去のための部品がない」、「環礁の上に建造物を作る考えはない。挑発の意図はない」などと表明し、応じていない。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)


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