日本人の「職人気質」、果たして中国企業は模倣し、学ぶべきか=中国メディア

日本人の「職人気質」、果たして中国企業は模倣し、学ぶべきか=中国メディア
これまで日本品質に学べと「匠の精神」を高く評価していた中国だが、近年の日本企業が起こしている不祥事に対し、「品質過剰」という言い方をしている。(イメージ写真提供:123RF)(サーチナ)
 中国では日本製品の品質を評価し、ものづくりに携わる日本人の職人気質を「匠の精神」と表現するが、最近はその評価を揺るがす日本企業の不祥事が立て続けに発生し、中国における評価の内容にも変化が見られるようになった。中国メディアの騰訊はこのほど、「頻発する日本企業の不祥事を受け、中国は今なお日本の匠の精神を学ぶ必要はあるのだろうか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本を代表するメーカーで立て続けに問題が明らかになったことについて触れ、1つの企業で不正が発覚すると日本では他の企業も「列を作って自身の改ざんについて告白し始めた」と主張。こうした状況は日本の製造業全体の「衰退」を表しているのではないかと主張した。

 続けて、日本企業で問題が頻発する要因について、終身雇用制度が崩壊し、製造現場における非正規雇用の占める割合が急激に高まっていることを指摘し、現場では熟練の作業員が減り、作業員を安く使い倒す文化の台頭が原因ではないかと分析した。

 他にも、中国の製造業との違いを指摘し、「日本人は職人気質を持つため、市場が求めているものを上回る品質と機能を製品に付加している」と主張。それは、「消費者が商品に対して60点分の機能しか求めていないのに、日本企業は90点分を与えようとする」とし、日本企業が自らに強いた「品質過剰」が自らに大きな負荷をもたらし、窮地に陥ることになったのではないかと主張した。

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